「遺産相続の準備をしていきたい」
「相続手続きで何をするか知っておきたい」
相続手続きには多くの種類があり、複雑で分かりにくいですよね。
今回の記事では、相続手続きに必要なことを一覧にまとめてお伝えします。

 

□まず行うべき確認・調査・手続きとは？

＊遺言書の確認

まずは遺言書が存在しているか、遺言書の内容などについて確認しましょう。
また、内容が法的に有効であるかなども注意する必要があります。

 

＊相続人の調査

遺産の調査や協議を行う前に誰が相続人かどうか話し合っておくべきです。
そして相続人の調査を専門家に頼めば、相続人間のもめごとを防げるでしょう。

 

＊相続財産の調査

亡くなった親がどのくらいの財産を持っていたのか、把握していない人もいるでしょう。
まずは、相続財産の調査を行ってから相続手続きを始めましょう。

 

＊遺産分割協議

誰がどの財産を分けるかを話し合う必要があります。
また、相続人を含めずに協議を行うとトラブルに発展するため注意しましょう。

 

□専門性が必要な手続きとは

以下の手続きは相続手続きの中でも、特に専門家に依頼すべき手続きです。
もちろん税務署の窓口でも手続きの対応はしてもらえます。
しかし、複雑な内容になる場合は窓口だけでは対応しきれません。
専門家の知識を借りて手続きを行うと良いでしょう。

・税務関係
・年金関係
・登記関係
・裁判関係
・財産評価関係

 

□お金をもらう手続きとは

主に生命保険などでお金がもらえる場合があります。
生命保険会社や会社、銀行などに届け出る手続きも忘れずに行いましょう。

・保険（生命保険、入院保険などの確認）
・年金
・死亡退職金
・遺族一時金
・埋葬料

 

□解約する手続きとは

忘れがちなのが、携帯電話やクレジットカードの解約です。
特に携帯電話は契約期間が延びれば損をしてしまう場合がほとんどです。
解約に気づいたらすぐに解約しましょう。

・携帯電話
・クレジットカード
・会員登録
・パスポート
・運転免許証
・借入金など

 

□引き継ぎの手続きとは

引き継ぎの手続きはたくさん種類があります。
自動車などはもちろんのこと、公共料金の引き落としなどの細かい手続きも行いましょう。

・口座
・自動車、自動車保険
・火災保険
・公共料金
・有価証券
・賃貸借契約
・電話加入権

 

□まとめ

相続手続きには非常に多くの数があることが分かりました。
抜け漏れによって損がないよう、しっかり進めていきましょう。
またこれらの煩雑な手続きを専門家に代行を頼むこともできます。
相続手続きに不安を覚える人はぜひ、専門家に相談してみてはいかがでしょうか。