LHnews/ 相続ニュース
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2019.05.07
【Q&A③】実勢価格
実勢価格とは
先生「収益物件の実勢価格の査定値を…」
財子「待って待って先生!ジッセイカカクってどういうもの?」
ラッキー「実勢価格っていうのは実際の取引が成立する価格のことだよ」
財子「というと…?」
ラッキー「不動産で言うところの時価のことだよ!」
ラッキー「・・・・?汗 合っているような合っていないような…。売り手と買い手の間で需要と供給が釣り合う価格のことなんだ。」
財子「へぇ~。」
実勢価格の決め方
ラッキー「取引が行われた場合は、その取引金額が実勢価格になる。これを取引事例比較式査定と言うし、取引がない場合には周辺の取引事例や公的データから推定するんだよ。」
財子「周辺の取引事例や公的データってどういうのから推定するの?」
ラッキー「公示価格や固定資産税評価額や路線価などで推定できるよ。これを路線価式査定や原価式査定と呼ぶんだ。」
財子「土地の公的な価格ってそんなのすぐにわかるものなの?」
土地の公的な価格の公表時期
先生「管轄によって公的価格の公表時期は変わりますよ。例えば…」
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◆公示価格◆
国土交通省(都市計画区域を中心に26000地点を評価。民間取引・公共用地所得の目安)
毎年元旦時点→3月下旬公表
◆基準地価◆
各都道府県(約22000地点を評価。公示価格と一部地点が異なる。半年間の地価変動の目安)
毎年7/1時点→9月公表
◆路線価◆
国税庁(相続税や贈与税を計算するために道路ごとにつける公示価格の80%程度)
毎年元旦時点→7月上旬
◆固定資産税評価額◆
各市町村(市町村が定める固定資産税路線価等から計算。公示価格の70%程度)
3年毎の元旦時点→4月頃公表
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財子「そうやって調べる事ができるんだね~!」
先生「もちろん自分で調べるのは大変だと思います。査定できる不動産会社があれば査定してもらうのも良いでしょう。」
ラッキー「土地の値段もいろんな情報をもとに決められるんだね~!」