LHnews/ 相続ニュース
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2019.05.24
【勉強会レポート㉑】あなたにも降りかかるかもしれない、怖~い事例
相続について学ぼうと守口市で行われている「不動産相続の相談窓口」が行う相続セミナーへやってきた財子とラッキー。
財子―守口市在住。友達から親の相続についての話しを聞き、自分でも学んでみようを思い相続セミナーへ。
両親は現在二人とも健在。
ラッキー―財子にアドバイスをするべくどこからともなく表れた謎のキャラクター。相続セミナーについてなぜか詳しい
先生―相続セミナーの先生であり「不動産相続の相談窓口」の方。財子やラッキーに相続についてのいろいろを教えてくれる。
※記事の性質上、対話形式に進めておりますが実際の勉強会では質問はもちろんOKですが私語はご遠慮下さいませ…。
借金を相続しないために
財子「でも相続って実際には親族の誰かが死ぬとか近しい人が…って感じだから今焦ることもないのかな~?って思うんだけど、何か普段から注意しておいた方がいいこととかあるんですか?」
先生「実際に私の知り合いの、ものすごく怖~い事例を紹介いたしますね。皆様にも当てはまりますのでいっしょに考えて下さい。」
財子「えっ!?何々…もう怖いんだけど…」
財子「兄がいます…もう結婚して外に出てるけど…」
先生「私にも姉がいるんですけれども妻側にも兄弟はいます。その方々には全員当てはまります。」
ほとんどの人が当てはまる!?
財子「え?じゃあほとんどの人があてはまるよね?」
先生「そうです。例えば私が事業をいっぱいやってて借金があったとします。
そんな中私が亡くなって、妻も子供も私が事業をやっていて借金がいくらあるのかわからないから相続を放棄します。
両親も事業失敗したのを知っているので親族全員相続を放棄しました。」
財子「ふむふむ…そうだね、借金があるってわかってたら放棄するよね!」
先生「では、この場合借金は一体どこに行くでしょう?そうなんです、第3順位の兄弟に行くんです。兄弟に行って、兄弟も亡くなっていたら…どうでしょうか。兄弟の子供におりていきます。こうしてどんどん追いかけていきます、実際に6親等まで追いかけた事例があります。」
恐怖!ある日突然、債権者からの通知
財子「ひえ~!どこまでも追いかけていくね…そこまで先に行ったら借金があることわからないよね?」
先生「そうなんです。これ本当に怖いんですけど実際に債権者からの通知がある日突然送られてきます。兄弟がいるから…という理由で。ここからは相続放棄のやり方をご案内しますのでこういった債権者からの通知が来ても焦らず冷静に対応してください」
続く。