LHnews/ 相続ニュース

  • 2019.06.14

    【勉強会レポート㉗】相続準備で大切にしたい順番

     

     

    【前回までのあらすじ】

     

    相続について学ぼうと守口市で行われている「不動産相続の相談窓口」が行う相続セミナーへやってきた財子とラッキー。

    財子―守口市在住。友達から親の相続についての話しを聞き、自分でも学んでみようを思い相続セミナーへ。

    両親は現在二人とも健在。

    さて本日はどんなお話を教えてもらえるのか。

    ラッキー―財子にアドバイスをするべくどこからともなく表れた謎のキャラクター。相続セミナーについてなぜか詳しい

    先生―相続セミナーの先生であり「不動産相続の相談窓口」の方。財子やラッキーに相続についてのいろいろを教えてくれる。

    ※記事の性質上、対話形式に進めておりますが実際の勉強会では質問はもちろんOKですが私語はご遠慮下さいませ…。

     

    相続の今昔物語~家督相続から現在まで

     

    財子「そもそもこんなに相続って昔からややこしいものだったの?昔の人はどうしていたの?」

    先生「昔は家督相続といって、分け方が決まっていました。それに比べて今の時代は

    1均等に分けられない

    2両親の介護負担問題

    3特定の人に贈与があった

    4事業を誰に継がせるか

    5資金と負債のバランス など…

    など世代別でも考えが変わっていっていることから、遺産分割が難しくなっています。」

     

    相続放棄、増加中!

     

    先生「最近かなり増えているのが相続放棄ですね。

    争うくらいなら相続放棄をする、という方が増えています。」

    財子「へぇ、そうなんだ」

    先生「家督相続は昭和22年に改訂されて今は「均分相続」に代わっています。

    資産を受け継ぐのが特定の人間だけでは貧富の差が激しくなるという弊害が背景にあったようです。」

     

    相続対策で大切にしたい順番

     

    先生「基本的な相続対策は3つあります」

    ◆もめない為の相続の対策◆

    1節税対策

    2納税資金の対策

    3争族対策(遺産分割)

    先生「どこのセミナーに行っても一番対策として挙げられやすいのが

    節税対策を重点的にされがちなんですが私が考える相続対策は以下です。」

    1争族対策(遺産分割)

    2納税資金の対策

    3節税対策

    先生「税金がかかったとしても、家族がもめないようにしてあげる。

    これが一番大切な事だと思っています。もちろん様々な考えがありますよ。」

    ラッキー「なるほど。相続にもちゃんと想いがあるから、それを大事にするというのは必要な考えだよね」

     

     

     

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