LHnews/ 相続ニュース

  • 2019.06.17

    【勉強会レポート㉘】エンディングノートはこう使おう!

     

     

    【前回までのあらすじ】

    相続について学ぼうと守口市の「不動産相続の相談窓口」が行う相続セミナーへやってきた財子とラッキー。

    財子―守口市在住。友達から親の相続についての話しを聞き、自分でも学んでみようを思い相続セミナーへ。

    両親は現在二人とも健在。

    ラッキー―財子にアドバイスをするべくどこからともなく表れた謎のキャラクター。相続セミナーについてなぜか詳しい

    先生―相続セミナーの先生であり「不動産相続の相談窓口」の方。財子やラッキーに相続についてのいろいろを教えてくれる。

    ※記事の性質上、対話形式に進めておりますが実際の勉強会では質問はもちろんOKですが私語はご遠慮下さいませ…。

     

    エンディングノートに書いておくべきこと

     

    先生「そして事前にやるべきことはこれ。遺された人が迷わないようにエンディングノートに書き記しておくことです」

    財子「エンディングノートって何を書けばいいの?」

    先生「以下のとおりです」

    ◆エンディングノートの書いておくべきこと◆

    ・親族・知人・関係者の連絡先

    ・銀行口座・保険の内容 

    -番号まではいらないです!銀行名・支店名だけで十分です。保険はどこの何に入っているかなどですね。

    ・財産リスト

    -できるだけ書いてあげる方が時間の短縮になります。財産の内容をありかを明らかにしておくことが大事です。

     

    信頼できるパートナーを決めて、伝言を託す

     

    先生「あとは信頼できるパートナーに伝言を託しておくと良いでしょう。例えば私は仕事の関係で司法書士の方がいて、その方に全て託しています。

    財子「パートナー?どうして?」

    先生「自分が亡くなった時にこの人は必ず葬儀に来てくれるだろう、という人を選んでおいてください。そうすれば葬儀のときに「生前からこういう事を頼まれていました」例えば「大切なノートをベッドの下に置いているから何かがあったらベッドの下にあるノートを見てほしい」など伝言を頼んだりできます

    財子「なるほど!確かにいい手段!」

    先生「自分に何かあったときに財産の内容とありかを明らかにしておくことが相続で事前にしておく第一歩だと思います。」

     

    最期のメッセージは1年ごとに更新

     

    財子「エンディングノートって家族にもメッセージとか書いたりするんだね」

    先生「結構子供に面と向かってメッセージを残したりするのって恥ずかしくてできないじゃないですか。自分の想いをちゃんと形に残せるものがエンディングノートです。」

    ラッキー「なんかそんなこと考えるだけで寂しくなるけど。。。遺された人には大事な最後のメッセージだものね」

    先生「そうなんです。遺された人たちが新たに未来を築けるように、しっかり遺してあげてください。

    そしてエンディングノートで必要なことは1年ずつ内容を更新していくことです。」

    財子「そうなの?どうして?」

    先生「情報や想いは日々変わりますからね。今現状の想いをエンディングノートに託してください」

     

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