LHnews/ 相続ニュース
-
2019.06.24
【守口市・勉強会レポート②】相続対策の3原則
相続について学ぼうと守口市の「不動産相続の相談窓口」が行う相続セミナーへやってきた財子とラッキー。
ステップ1が終了し、次はステップ2となる。
ステップ2の内容は果たして!?難しくなるの!?
財子―守口市在住。友達から親の相続についての話しを聞き、自分でも学んでみようを思い相続セミナーへ。
両親は現在二人とも健在。
ラッキー―財子にアドバイスをするべくどこからともなく表れた謎のキャラクター。相続セミナーについてなぜか詳しい
先生―相続セミナーの先生であり「不動産相続の相談窓口」の方。財子やラッキーに相続についてのいろいろを教えてくれる。
※記事の性質上、対話形式に進めておりますが実際の勉強会では質問はもちろんOKですが私語はご遠慮下さいませ…。
相続対策の3原則、そして順序
先生「さて、おさらいも兼ねて「相続対策」についての3つの説明をします」
ラッキー「はーい!」
先生「相続の対策は大まかに…
・節税対策
・納税資金の対策
と、あとひとつ。
【相続】を【争族】にしないための
・遺産分割の対策
に、なります」
財子「ふんふん」
先生「ほとんどの方が相続対策というと【節税】をイメージするんですが、本来の優先順位は
1.遺産分割対策
2.納税資金対策
というのが本来の相続対策の順番です。
誰が資産を相続するか、が一番大事
先生「まずは誰が資産を相続するか、をクリアにしておかなければいけません」
財子「それはどうして?」
先生「借金を作ってアパートを建てたら、その借金は相続した人が払って行きます。誰が借金まで払うのか決めておかなければアパートの収益が落ちてきたときに場合によっては相続人がはさんするということもあり得ます」
先生「事前に話し合って共有しておけば防げることです、なので借入金の額や経営、経済状態を話しておくことが必要です」
事前共有なければ納税対策も意味なし!?
ラッキー「順序としては、経済状態とか誰が相続するかとか内容がわかってなかったらそもそも節税対策とかしていても意味ないでしょ、ってこと?」
先生「そうですね。大事なことは【誰が相続するのか】を決めておくことです。相続税の納税が必要だったらそのときに納税資金を捻出する。余裕があれば節約しようという考えが一番本来ではないか、と思います」