LHnews/ 相続ニュース
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2019.07.26
【守口市・勉強会レポート⑦】平成27年の税改正で贈与税は減税へ
相続について学ぼうと守口市の「不動産相続の相談窓口」が行う相続セミナーへやってきた財子とラッキー。
ステップ2に入り、今度は【贈与】についてのお話。
暦年課税制度についてを学んだ一同。
次は何を学ぶのだろうか。
財子―守口市在住。友達から親の相続についての話しを聞き、自分でも学んでみようを思い相続セミナーへ。
両親は現在二人とも健在。
ラッキー―財子にアドバイスをするべくどこからともなく表れた謎のキャラクター。相続セミナーについてなぜか詳しい
先生―相続セミナーの先生であり「不動産相続の相談窓口」の方。財子やラッキーに相続についてのいろいろを教えてくれる。
※記事の性質上、対話形式に進めておりますが実際の勉強会では質問はもちろんOKですが私語はご遠慮下さいませ…。
平成27年の税改正で贈与税も改正
先生「ところで、平成27年に相続税が改正されたんですがその時に贈与税も改正されたのを知っていますか?」
財子「えへへ…相続税が改正されたのも知らなかった…笑」
先生「その時に相続税は増税されましたが贈与税は減税されたんです。」
財子「へぇぇ、そういうこともあるんだ…」
贈与税はなんと減税!?どうして?
先生「贈与税は今まで誰に渡しても全く同じ贈与税率でしたが。成人済(20歳以上)の方直系尊属から貰った場合とそれ以外の場合で税率が変わりました。」
先生「親子間や祖父母から孫への贈与に関しては減税となっています」
資産を少しでも若い世代に渡して経済効果をのぞむ
ラッキー「それってどうして?」
先生「国の考えとしては日本の資産の約半分を高齢者である65歳以上が持っているんです」
財子「そうなんだ!?」
先生「この人たちがお金を抱え込んでいるので贈与税を安くして若い人に資産を受け渡してもらい。早くお金を使ってもらって経済効果を上げる事が目的です」
財子「ほほ~!いろいろ考えられてるんだね!」
先生「若い人に資産移転をしやすくしていこう、というのが今回の税改正の内容です」
財子「いろいろ考えられてるんだね~!」