LHnews/ 相続ニュース
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2019.09.19
【守口市・勉強会レポート⑳】贈与契約書の作成方法
相続について学ぼうと守口市の「不動産相続の相談窓口」が行う相続セミナーへやってきた財子とラッキー。
ステップ2に入り、今度は【贈与】についてのお話。
財子―守口市在住。友達から親の相続についての話しを聞き、自分でも学んでみようを思い相続セミナーへ。
両親は現在二人とも健在。
ラッキー―財子にアドバイスをするべくどこからともなく表れた謎のキャラクター。相続セミナーについてなぜか詳しい
先生―相続セミナーの先生であり「不動産相続の相談窓口」の方。
財子やラッキーに相続についてのいろいろを教えてくれる。
※記事の性質上、対話形式に進めておりますが実際の勉強会では質問はもちろんOKですが私語はご遠慮下さいませ…。
贈与契約書はしっかり見本を見て作成すればOK!
先生「今回は贈与契約書についてのお話です」
財子「契約書かぁ…なんだか難しそう!」
ラッキー「贈与者〇〇〇〇を甲、受贈者〇〇〇〇を乙として甲乙間において次の通り贈与契約書を締結した…うーん…難しいけど意味はちゃんと理解しておいた方が良いね」
贈与契約書の記載ポイントはここだ!
先生「贈与の契約書に於いての記載するポイントは、”誰から誰に対して何を贈与したか”を明示することが大事です」
財子「なるほど」
先生「贈与した内容を記載のもと、日付や贈与者の住所を記載して署名押印をします」
ラッキー「この内容があれば贈与の契約書としては十分効果を発揮するんだね」
クイズ!この場合の効率的な贈与額は?
先生「そして、ここでクイズです」
Q:
Aさんは相続税対策としてお子さんに生前贈与をすることを考えています。
最も贈与税率の低い贈与額はいくらになるでしょうか?
尚、この贈与は暦年課税制度によるものとします
財子「えっ…いきなり…?」
先生「正解は…」
A:
最も贈与税率が低く効率が良い贈与額は310万円です
先生「ただ、相続税がかかる方であれば場合によっては510万円くらい贈与しても十分メリットがあります。贈与税は相続税に比べて高いイメージを持たれがちですが、贈与税の方が安いケースもあるのでどちらが良いかはよく考えて贈与を行ってくださいね」
財子「はーい!」