LHnews/ 相続ニュース
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2019.10.03
【守口市・勉強会レポート㉔】遺言書作成は現在増加中!どんどん一般化へ
相続について学ぼうと守口市の「不動産相続の相談窓口」が行う相続セミナーへやってきた財子とラッキー。
ステップ2に入り、遺言書についてのお話へ発展する。
財子―守口市在住。友達から親の相続についての話しを聞き、自分でも学んでみようを思い相続セミナーへ。
両親は現在二人とも健在。
ラッキー―財子にアドバイスをするべくどこからともなく表れた謎のキャラクター。相続セミナーについてなぜか詳しい
先生―相続セミナーの先生であり「不動産相続の相談窓口」の方。
財子やラッキーに相続についてのいろいろを教えてくれる。
※記事の性質上、対話形式に進めておりますが実際の勉強会では質問はもちろんOKですが私語はご遠慮下さいませ…。
遺言書作成件数は現在増加中!
先生「遺言書の作成件数は現在は比較的増え続けています。」
財子「そうなんだ。なんで?」
先生「公正証書遺言も自筆証書遺言もどちらも昭和50年代に比べると現在は会わせてほぼ6~8倍に増えて、12万件となっています」
ラッキー「それだけ遺言書が一般化されてるということなのかな」
先生「そうですね!」
高齢者より50~60代の方が多い!?
先生「また、作成する年齢層が高齢者の方より50代から60代の方が増えているようです。高齢者の方が抵抗があるようですね。
そして作成するタイミングが海外旅行に行く前に作成する方も多いようです」
財子「なんか何かあった時にとか思うのかな…?」
日本より欧米の方が遺言書作成は浸透している
先生「日本人は年間の死亡者数が約130万人とされています。なので現在はおよそ10人に1人くらいの割合で遺言書を作成されているそうです。
それに比べ欧米人はバラつきはありますが6~8割の方が遺言書を作成されているそうです」
ラッキー「海外の方が遺言書が浸透してるんだね~」
先生「人にもよりますが、財産を遺す以上はどのように残すか、分けるかを決めておかなければならないというのがもはや当たり前で、やっておかないのは無責任いう感覚があるようです」
財子「へ~!」
先生「日本の法律では均分相続を原則としていますが、分けにくい資産をそのままで遺していることが多い為、それこそ遺言書を作成しておく必要がありますね」