LHnews/ 相続ニュース

  • 2019.10.17

    【守口市・勉強会レポート㉘】自筆証書遺言の注意点❷

     

     

    前回までのあらすじ

    相続について学ぼうと守口市の「不動産相続の相談窓口」が行う相続セミナーへやってきた財子とラッキー。

    ステップ2に入り、遺言書についてのお話へ発展する。

    現在は自筆証書遺言の書き方について勉強中。

    財子―守口市在住。友達から親の相続についての話しを聞き、自分でも学んでみようを思い相続セミナーへ。

    両親は現在二人とも健在。

    ラッキー―財子にアドバイスをするべくどこからともなく表れた謎のキャラクター。相続セミナーについてなぜか詳しい

    先生―相続セミナーの先生であり「不動産相続の相談窓口」の方。

    財子やラッキーに相続についてのいろいろを教えてくれる。

    ※記事の性質上、対話形式に進めておりますが実際の勉強会では質問はもちろんOKですが私語はご遠慮下さいませ…。

     

    こう書こう!自筆証書遺言

    先生「ではどのような文章が正しいのかというと以下のとおりです」

    ・きちんと自筆で書いている

    ・例えば「右家屋内にある家財道具一式」というように自宅の中の家具までも全部という意味です。場合によってはここまで詳しく書くのが無難

    ・誰が見てもわかる様に残しておくこと、そして日付の記載や署名・押印を忘れずに

     

    遺言書に「まだ早すぎる」はない

     

    先生「多くの方が遺言書を書くにはまだ早いと考えており、高齢になって書こうと思った時には体調に異変が起きていることがあります」

    財子「そうだよね…だから健康なうちからやっておかないといけないのに」

    先生「病気になったならないだけでなく、やはり外出がだんだん大変になってきますよね。ここで私の体験談を少し。」

     

    自筆証書遺言は意外と大変!

     

    先生「74歳の方の作成サポートをしたことがありますが、公正証書遺言を提案しましたが費用がかかるので自分で書くとおっしゃったんです。財産内容や家族構成など様々なことを伺い分け方を提案しご了承いただいて、私が下書きを書き、ご本人様に自筆で書いて頂いたのですが間違えたり家の中では家族が居て書けなかったりで、書くのに相当苦労しました」

    ラッキー「高齢になるとわざわざ外出するのも大変だもんね」

    先生「そうなんです。だから遺言書を作成するのは元気なうちに書くのが一番だと思います。私自身は子供が20歳になった時に書こうと思っています」

    財子「なるほど!そうだね~。節目節目に作成してもいいもんね」

     

     

     

     

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