LHnews/ 相続ニュース
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2019.12.14
守口市で相続する方へ!限定承認とは何か?
「限定承認について詳しく知りたい」
「守口市で相続をすることに不安を抱えている」
と、お悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?今回は、守口市在住の方に向けて、相続の際の限定承認とは何かについてご紹介します。
□限定承認とは
限定承認とは、相続財産の中でプラスの財産である積極財産の範囲内で、借金などの債務を引き継ぐことです。
限定承認は、プラスの財産だけを引き継ぎ、マイナスの財産を引き継がないということはできないため、注意しましょう。□限定承認すべき人とは
*どうしても守りたい遺産がある人
先祖代々の家や家宝、または現在住んでいる住居など、どうしても受け継ぎたいものがあるが、借金を多く抱えている方は限定承認がおすすめです。
*資産と借金の全体が見えない人
借金がいろいろあるが、プラスの財産と借金のどちらが多いか分からないという方もいらっしゃいますよね?
このような方は、限定承認を行うことで思わぬ借金を避けられるため、おすすめです。□限定承認の注意点
*相続財産・負債の調査を行う
後々に借金が見つかった場合、限定承認の手続きを行えないため、十分な調査を行いましょう。
*手続きは3か月以内に行う
3か月を過ぎた場合、自動的に単純承認とみなされるため、注意しましょう。
一般的にこの3か月のことを「熟慮期間」と言います。
調査に時間がかかって、3か月を過ぎる場合は家庭裁判所に申し出ると、期間を延長してもらえます。*手続きは相続人全員で行う
相続人が複数いる場合、一人でも単純承認を選んだ場合は限定承認ができません。
この場合、他の相続人は「単純承認」をするか、「相続放棄」をするか選ぶことになります。
そのため、しっかりと相続間で話し合いましょう。*手続きが完了するまで相続財産は処分しない
限定承認の手続きが完了するまで、遺産を捨てたり、売ったりはできません。
少しでも処分すると、自動的に単純承認とみなされるため、注意しましょう。□まとめ
今回は、守口市在住の方に向けて、相続の際の限定承認とは何かについてご紹介しました。
限定承認にはさまざまな条件があるため、注意が必要です。
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