LHnews/ 相続ニュース

  • 2019.11.28

    【相続レポート③】復習・もめない相続

     

     

    前回までのあらすじ

    相続について学ぼうと守口市の「不動産相続の相談窓口」が行う 相続セミナーへやってきた財子とラッキー。

    いよいよステップ3に入り折り返し地点に。

    本格的に相続の話題へ発展する。

    財子―守口市在住。友達から親の相続についての話しを聞き、 自分でも学んでみようを思い相続セミナーへ。

    両親は現在二人とも健在。

    ラッキー―財子にアドバイスをするべくどこからともなく現れた 謎のキャラクター。相続セミナーについてなぜか詳しい

    先生―相続セミナーの先生であり「不動産相続の相談窓口」の方。

    財子やラッキーに相続についてのいろいろを教えてくれる。

    ※記事の性質上、対話形式に進めておりますが実際の勉強会では 質問はもちろんOKですが私語はご遠慮下さいませ…。

     

    何はともあれ遺言書が重要

     

    先生「そして実際に”もめないための相続対策について”です」

    財子「うん、絶対もめたくない!」

    先生「そうですね。前回もお伝えしましたが相続発生時に揉めない為には財産を遺す本人があらかじめ「財産内容」と「ありか」を明らかにしておくことが大事です」

    ラッキー「うんうん」

    先生「そして「遺言書」を作成して残しておくこと!この遺言書が大きなポイントとなりますが遺言書はあったとしても相続人全員の同意があればその通りにしなくても良いんです」

    ラッキー「なんかSTEP2でもそんなお話していたね」

    先生「相続時に相続人間でもめて協議がまとまらなかった時のために最後はこうしなさいというゴール設定をすることが必要です。その役割が遺言書になるんです」

     

    遺言書以外の相続対策

     

    先生「遺言書があると遺産分割争いになる可能性が極めて少ない傾向があります。逆に遺産分割争いになるのは遺言書がない傾向にあります」

    財子「そうなるといよいよ遺言書って重要なんだね」

    先生「そのまますべてを引き継げないなら「贈与」として生前に財産を渡しておくことが大事です。そして不要な財産を整理(処分)しておくこと。分けやすい状態にしておくことです」

    ラッキー「いわゆる〝終活〟だね」

    先生「また場合によっては自分で築いた財産は「自分で使い切る」のも立派な「争族対策」だと思います」

     

    相続でもめない対策まとめ

    先生「まとめです。」

    相続発生時にもめないために

    ◆財産を遺す本人があらかじめ

    ⇒財遺産内容をありかを明らかにしておくこと

    ⇒遺言書を作成して残しておくこと

    ◆そのまま全てを引き継げないなら

    ⇒生前に財産を(贈与)として渡しておくこと

    ⇒不要な財産を整理(処分)しておくこと

    ⇒分けやすい状態にしておくこと

    ⇒自分で築いた財産は自分で使い切るのも立派な対策

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