LHnews/ 相続ニュース

  • 2019.12.02

    【守口・相続セミナーレポート⑤】相続税の計算方法

     

     

    前回までのあらすじ

    相続について学ぼうと守口市の「不動産相続の相談窓口」が行う 相続セミナーへやってきた財子とラッキー。

    いよいよステップ3に入り折り返し地点に。

    相続といえば避けて通れない相続税のお話へ!

    財子―守口市在住。友達から親の相続についての話しを聞き、 自分でも学んでみようを思い相続セミナーへ。

    両親は現在二人とも健在。

    ラッキー―財子にアドバイスをするべくどこからともなく現れた 謎のキャラクター。相続セミナーについてなぜか詳しい

    先生―相続セミナーの先生であり「不動産相続の相談窓口」の方。

    財子やラッキーに相続についてのいろいろを教えてくれる。

    ※記事の性質上、対話形式に進めておりますが実際の勉強会では 質問はもちろんOKですが私語はご遠慮下さいませ…。

     

    改正前と改正後の違い

     

    先生「全体の相続税の改正前と改正後の税率と控除額を見てみると、6億年超の枠が新たに設けられたことに加え、改正前に1億円から3億円の所得分に対し一律40%の税率だったものが1億円から2億円までの所得分に対し40%に変わりました。」

    財子「ふんふん」

    先生「そして2億円から3億円までに関しては45%で上がっています。全体的に見て大きく変わっているのは2億円超の所得分に対して課税が増えている点くらいです」

    ラッキー「金額によっては高くなったり安くなったりしているんだね」

     

    相続税の計算方法

     

    先生「相続税の計算方法ですが以下のとおりです

    ❶相続財産を把握する

    ❷基礎控除額を把握する

    ❸課税価格を求める(相続税計算のもととなる価格)

    ❹相続税を計算する

     

     

    あらかじめ相続財産の把握が必要

    先生「まずは相続財産の把握をします。不動産だけでなく預貯金や株、骨とう品や絵画、ゴルフ会員権等の資産がどのくらいあるかを計算します」

    財子「たくさんある人はそれだけで一苦労だね~!」

    先生「順序がわかるだけ、あらかじめ整理しておくと良いでしょう。そこから法定相続人の数を出して基礎控除を算出しその分を差し引きます。このとき相続財産が基礎控除の範囲内であれば相続税はかからないことになりますが、範囲超えると相続税がかかります。その場合は課税価格を求め相続税の速算表を使い相続税を算出します」

    ラッキー「事前に確認しておくのが大事だね!いざ相続の時にバタバタになっちゃうと作業量も損することも多くなりそう」

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