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  • 2020.02.28

    守口市で不動産相続する方へ!遺留分についてご存知でしょうか?

    守口市にお住まいの方で、不動産相続をお考えの方はいませんか?
    不動産相続には様々な知識が必要です。
    その中でも遺留分という言葉を聞いたことはありませんか?
    今回は相続における遺留分ついて解説していきます。

     

    □相続における遺留分とは

     

    遺産相続では遺言書が存在する場合、遺産の分割方法は被相続人が指定したり、自由に分割したりできます。
    しかし、この場合だと推定相続人が相続を受ける権利が保証されていません。
    これを防ぐ役割を持っているのが遺留分で、相続する財産の法律で定められた一定の分は遺留分として最低限保証され、相続人はこれを請求する権利があります。
    この権利自体は遺言であっても侵害ができません。
    しかし、遺言に遺留分を認めない主旨の内容が記載されている場合、そのまま相続が成立するケースがあります。
    これは相続人が遺留分の権利を主張しなかった場合に起こりえるケースです。
    遺留分というのは最低限の遺産相続の権利は保証されているものの、遺言などで侵害された場合には権利を主張する必要があります。

     

    □遺留分の計算

     

    遺留分の計算についてですが、これには不動産の評価が必要です。
    不動産の評価方法には様々なものが存在するでしょう。
    まず挙げられるのは、固定資産税評価額です。
    これは固定資産税の基準とされている価格のことを指します。
    基本的には時価に比べると安価でしょう。
    次に挙げられるのは、路線価です。
    これは相続税と贈与税の計算を行う際の基準を指します。
    こちらも基本的には時価に比べて安価でしょう。
    次に挙げられるのは、地価公示価格です。
    これは土地鑑定委員会と呼ばれる組織が定めるもので、時価に似通った価格になるとされています。
    最後に挙げられるのは、地価調査標準価格です。
    これは都道府県の知事が発表しているもので、地価公示価格と同じ位置にあると言えるでしょう。
    評価方法自体は様々なものがありますが、遺留分を計算する際には時価によって評価します。
    時価を見積もる手段としては、固定資産税評価額や相続税評価額を用いて時価を算出する方法が一番手間はかからないでしょう。
    固定資産税評価額であれば時価の7割で設定されているので、これを用いて計算すると簡単におおよその時価を求められます。

     

    □まとめ

     

    今回は相続における遺留分ついて解説しました。
    相続において自分が不利益を受けないように、知識を持っておくことは大切なことです。
    特に遺留分は直接的に相続できる遺産額に関わってくるのでしっかり知っておく必要があるでしょう。

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