守口市にお住まいの方で不動産の相続に関して不安を抱えている方はいませんか？
相続にはトラブルが付き物です。
例え、遺産価値が高くなくてもトラブルになる可能性は大いにあります。
今回は不動産などの相続の際に起こりえるトラブルや問題について解説します。

□相続でトラブルになる家庭

相続の際にトラブルに発展するのは財産が多く存在している場合と考えている方も多いですよね。
必ずしもこの通りではありません。
相続の際にトラブルに発展するシチュエーションとしては、全体の4分の3と多くが遺された財産の金額が5000万円以下であり、半分以上のケースで遺された財産の金額が1000万円以下であると言われています。
つまり、相続の際に問題が起きているケースではほとんどが裕福な家庭ではなく、ごく普通の家庭なのです。
もしも、遺産が現金として遺っている場合や、換金しやすい形で遺っている場合は分割も行いやすいですが、財産が不動産などの形で遺されている場合は分割が難しいので問題が発生しやすいでしょう。
このような問題を防ぐためには話し合いなどで解決することが一番の方法であると言えるでしょう。
特に不動産などの財産は決められたルール通りに分割しても全員が腑に落ちるとは限りません。
前もって話し合いを重ねておく必要があるでしょう。

□不動産を相続する際に起こるトラブル

不動産を相続する際には分割が難しい分、やはり問題が発生しやすいようです。
具体的な例としては、3人の子供がいる家庭で相続の際に長男に自宅を相続して、次男と長女には預金を分割して相続するようにという旨の遺言書が遺されており、ここに関しての問題は起きませんでしたが、相続で生じた相続税を巡って問題が発生しました。
その問題とは3人全員に相続税が発生したことにより、預金を相続した次男と長女は問題なく税金を納められましたが、長男は不動産という形で相続を受けていて、税金はもちろん現金という形で納める必要があるので、相続財産から支払えず、自分自身で資金を用意するという状況になってしまったことです。
不動産を相続する際にはこのような問題も起こりえるので注意が必要です。

□まとめ

今回は不動産などの相続の際に起こりえるトラブルや問題について解説しました。
不動産の相続に関しては分割が難しいなどの問題があり、トラブルにも発展する可能性も高いのでしっかりと対応できるようにしておきましょう。
ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。