LHnews/ 相続ニュース
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2020.03.31
【守口・相続セミナーレポートSTEP4-①】STEP4はじまるよ~
目次
・ 前回までのあらすじ
・何度も言うようですが「事前の対策」が肝心です
・不動産資産は分けにくい。だからこそ…!
・もめないために、今からできること
・STEP3のおさらい
・STEP4では実際に相続税発生時のお話に
相続について学ぼうと守口市の「不動産相続の相談窓口」が行う 相続セミナーへやってきた財子とラッキー。
不動産相続の勉強もSTEP4へ。
今回はどんなことを学ぶのか!?
財子―守口市在住。友達から親の相続についての話しを聞き、 自分でも学んでみようを思い相続セミナーへ。
両親は現在二人とも健在。
ラッキー―財子にアドバイスをするべくどこからともなく現れた 謎のキャラクター。相続セミナーについてなぜか詳しい。
先生―相続セミナーの先生であり「不動産相続の相談窓口」の方。
財子やラッキーに相続についてのいろいろを教えてくれる。
何度も言うようですが「事前の対策」が肝心です
財子「いよいよSTEP4だね。もうだいぶいろいろ知れた気がする。
実際自分の立場にならないとわからないけど…」
先生「大丈夫ですよ、きっと知識になっていると思いますのでいざその時になったらその得た知識を思い出して下さい」
財子「そうだね!」
先生「さて、改めてこの相続勉強会では「相続でもめないように」ということが一番のテーマとしております。税理士さん等で相続税対策を前面に出している方もいらっしゃいます。当然相続を考えるにあたって税金対策は必要になりますが相続税がかかるか否かにかかわらずやらなければならないことがあります」
ラッキー「それは?!」
先生「それこそが【遺産分割を含めて相続でもめないようにする】ことと【資産を分けられるようにしておく】ことです。」
ラッキー「そのためには一朝一夕でできることではなく事前の対策が必要ってことだね」
不動産資産は分けにくい。だからこそ…!
先生「日本人の資産のほとんどが不動産に偏っていますがこの不動産の一番の問題点が「分けにくい」というところなんです。しかもその不動産は価値や相続上の評価が非常にわかりにくいということから、不動産をどうするか…ということが何より大きなテーマになってきています」
財子「家とか土地とかはさみでちょきちょきできるものじゃないものね」
先生「また、不動産資産がある以上はどう分割するかをある程度事前に対策を打っておかなければ相続発生後に「子供たちだけで、または相続人だけで話し合いなさい」と言われてもお互いが権利の主張をするばかりか、その権利を反映させようにも不動産は上手に切れないし分けられないとなるのです」
ラッキー「だからこそ事前にいろいろ対策を打っておかなければいけないということなんだね」
もめないために、今からできること
先生「年々、不動産が相続トラブルの原因になるというケースも増えており裁判になる方も非常に増えております。STEP1でもお話ししましたがこれは決して資産がある方だけの話ではありません」
財子「そうだね!割合としては少ない人が多いんだもんね」
先生「逆にある程度限られた資産の相続で残す方が誰にどう分けるのか決めていなかったために、子供たちや相続人同士で争うことになります」
ラッキー「不動産を遺す/遺されるってことはもめないように事前に考えていく、勉強しておくことが大事なんだね」
STEP3のおさらい
先生「さて、STEP3では大きく4つのテーマについてお話させていただきました」
・平成27年の相続税改正について、相続税の計算方法も含めて解説
・不動産の相続評価について。
相続税の評価をする際に最も難しいのが不動産で独自の評価方法があります。その評価方法についての説明や所有不動産の相続税上評価がどの程度なのかをつかんでおいて頂きました
・不良不動産について
本来不動産は実際の価値の方が相続税評価よりも高く設定されておりますが中にはそれが逆転してしまっている物件があります。
相続税は高いけれど実際の価値がないという不動産がそのような形になって不良化してしまっているのか事例を交えて紹介いたしました。
・不動産の評価と価値の現状分析について
「ROA診断」として弊社で取り組んでいる相続税がかかるのか、実際の価値や収益性について資産の現状把握をするもので、人間で言うところの健康診断です。
相続に当てはめたものを、資産の現状把握をするための分析となっています。
STEP4では実際に相続税発生時のお話に
先生「そしてSTEP4からは何を学ぶのか。まずは納税資金の準備についてご説明します。前回までは【遺産分割で争う家族にならないための相続対策】のお話をしましたが、今回は【相続税の基礎】のお話をし、相続税がかかる場合の納税資金をどのように準備していくのかをお話しします」
財子「実際に発生する場合の話なんだね」
先生「そうです。そして納税資金の準備もできていて節税の対策が必要になる方もいらっしゃると思いますので節税対策①、それから節税対策②では不動産を活用した節税対策について説明いたします」
ラッキー「より実用的な内容になるんだね」
先生「そして最後は事例のお話です!」