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  • 2020.05.10

    守口市で不動産を相続したなら共有名義のことについて知っておこう!

    不動産の共有名義とはどのようなものかご存知ですか。
    「不動産を共有するのは難しそう。」
    このように思う方もいらっしゃるかもしれません。
    実は不動産は数人で共有して相続できます。
    今回は、不動産相続における共有名義について解説します。

     

     

    □共有名義とはどのようなものなの?

     

    不動産は通常名義人を登記しますが、その名義人を複数人にすることを共有名義と言います。
    親が所有していたものを兄弟間で共有名義にしたり、すでに共有していたものを相続したりすることがあります。
    ただ、持分に関して不安になる方もいらっしゃるかもしれないので、持分はどのように決められるかを見ていきましょう。

     

    *持分は当事者間で決められる

     

    共有名義では、持分を均等にする必要はありません。
    登記をする際には持分の割合を記す必要があるため、どのくらい割り当てられるのかを話し合って決めましょう。
    昔は世帯主の単独名義になっていたことが多いのですが、共働きが主流となっている現在では共有名義の家庭も多いです。
    そのため、どのように相続するか迷った場合は、共有名義にするのもおすすめです。

     

     

    □共有名義のメリットとデメリットは?

     

    *共有名義のメリット

     

    相続では、人間関係がとても荒れてしまうことがあります。
    共有名義にして均等に配分すれば、そのようなことを避けられる点がメリットだと言えるでしょう。
    もし収益が上がるような不動産なのであれば、持分を明確にしておくことで分配を楽に行えます。

    他には、住宅ローン控除を二重で受けられるのもメリットとして挙げられます。
    住宅ローン控除とは、住宅ローンの残高に応じて所得税や住民税が控除される制度のことです。
    10年間年末残高の1%返金されるので、もし2000万円近く残高が残っていたとしたら、20万円近く返金されます。
    不動産の名義を夫婦の共同名義にすれば、この住宅ローン控除を二重で受けられるので、ぜひ効果的に使ってみてください。

     

    *共有名義のデメリット

     

    最も大きなデメリットは、手続きが困難なことです。
    何かを行う際には、相続人全員の同意が必要だったり、過半数以上の同意が必要だったりします。
    売却や大規模なリフォームなどは全員の同意が必要なので、スムーズに進まないことがあるでしょう。
    トラブルが起きないように、日頃から共有名義人同士の関係性をきちんと保っておくことが大切です。

     

     

    □まとめ

     

    不動産相続における共有名義について知っていただけたと思います。
    共有名義にすると、相続の際に比較的争いが起きにくいと言えるでしょう。
    相続する際にどのような名義にするか迷った時はぜひご相談ください。

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